UTAUユーザー向けパラメーター解説

VEL(ベロシティ)

UTAUで言う子音速度の事。
下げると「さ行」「な行」「ま行」などはタメが長くなり、「か行」「た行」などはスタッカート気味になる。

DYN(ダイナミクス)

UTAUで言うエンベロープのようなパラメーター。
上げると音量などが大きくなり、下げれば小さくなる。
UTAUのプラグイン「拡張エンベロープエディタ」に近い。

BRE(ブレシネス)

UTAUで言うBフラグ(BRE)の事。
UTAUと違う点としては基本値が0であること。
上げ過ぎるとざらざらしてしまうので注意。

BRI(ブライトネス)

声の明るさを調節するパラメーター。
上げると声を張った感じになり音量も上がる。
下げると落ち着いた感じになり音量も下がっていく。
BRIをいじったらDYNで音量を調節するといいかもしれない。

CLE(クリアネス)

倍音?を調節するパラメーター。
私もあまりわかっていないので特にいじることのないパラメーター。
あげると鋭い感じの音になります。

OPE(オープニング)

口の開き具合を調節するパラメーター。
下げるともごもごとした感じになる。

GEN(ジェンダーファクター)

UTAUで言うgフラグの事。
下げると幼く、上げると太くなる。

POR(ポルタメント)

UTAUでのポルタメント線などとちょっと違うので注意。
音と音の中間で使うと効果的。
下げると音の立ち上がりなどが早くなり上げると遅くなります。

ポルタメントを上げた場合

ポルタメントを下げた場合
 

PIT(ピッチベンド)

言わずもがな。
UTAUとの操作感の違いで慣れるまでが難しい。

PBS(ピッチベンドセンシティビティ)

PITの効果の効き具合を強めたりするパラメーター。
個人的には5くらいに設定して使っています。

XSY(クロスシンセシス)

V4からの新機能。
元となるプライマリーライブラリと同じキャラの別音源のセカンダリーライブラリを指定して使うパラメーター。
ただし、パラメーターを最大にしてもセカンダリーの音源になるわけではない。
元となる音源をセカンダリーライブラリの声に近づけるだけである。
V3のアペンド等がある音源、V4の音源のみが使用可能。
初音ミクV3、MEIKOV3、KAITOV3、GUMIV3、がくっぽいどV3、LilyV3、IA/IAROCKS、VY2V3、galaco、VY1V4、結月ゆかり(純・穏・凛)、巡音ルカV4X

GWL(グロウル)

V4からの新機能。
グロウル(がなり声)にすることが出来るパラメーター。
V4のライブラリだけが使うことが出来る。
最大まであげるよりも半分位で一音全体よりは出だしや最後の一部にアクセントとして使うくらいが効果的(あくまで個人的に)


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